ご先祖様の足跡を求めて

ご先祖様の記録を追うとともに全国に点在する同姓の発祥を考えます

利平二男・時次氏

以前も少し書きましたが、久光利平には二男・時次という息子がいました。

万延元年(1860年)4月7日生まれ、明治14年に二十歳を迎え徴兵される年齢になりました。

「明治十四年徴集諸名簿」によると、失踪ニテ身体下検査未済之部にその名前があります。

その後、無事(?)徴兵されたのかどうか定かではありませんが、徴兵が嫌だったご本人の心境、失踪されて恥ずかしかっただろう戸主たち家族のことなど、何も伝わってなくて残念です。

 

さて。明治14年に二十歳。

明治19年式戸籍が編製されたと思われる明治20年代前半には、二十代後半です。

既に19年式戸籍にその名は無く、またお墓も無いためおそらく養子に行ったと思われます。

養子先の子孫の方が先祖を調べていて、いつの日かご先祖様のご縁で出会うという奇跡が起きたら面白いのに、と夢想する日々です。